2010年05月30日
釣り自粛区間のお知らせ 看板とビラ
千歳川上流域保護対策協議会では,6月1日のヤマメ解禁日に向け,王子第4ダム~第1烏柵舞橋間における釣り自粛を御願いしております.
独立行政法人水産総合センター さけますセンターと千歳市の御協力により,下記の看板が,その範囲をお知らせするために設置されます.

また,この範囲の周知のため,下記の内容のビラが配布されます.

近隣で釣りに出かけられる皆様の目に触れることと思いますので,どうぞ趣旨に御賛同いただき,第1烏柵舞橋より上流での釣り自粛を御願い申し上げます.
独立行政法人水産総合センター さけますセンターと千歳市の御協力により,下記の看板が,その範囲をお知らせするために設置されます.

また,この範囲の周知のため,下記の内容のビラが配布されます.

近隣で釣りに出かけられる皆様の目に触れることと思いますので,どうぞ趣旨に御賛同いただき,第1烏柵舞橋より上流での釣り自粛を御願い申し上げます.
2010年05月30日
千歳川上流域保護対策協議会 設立趣旨と緊急アピール
5月27日に設立された千歳川保護対策協議会からのメッセージを掲載します.
千歳市の蘭越地区に位置する千歳川上流域(第一烏柵舞橋から王子製紙株式会社第四発電所の間)は、長期間にわたる北海道内水面魚場管理委員会指示により、年間を通じて魚類の採取が禁止されていたことから、魚類をはじめとした貴重な生態系が維持され、多くのサケやサクラマスが天然産卵し、多くのヤマベ(サクラマスの子供)を育む環境が残されています。また、この流域には、絶滅危惧種に指定されているカワシンジュガイやチトセバイカモの生息も確認されています。
さらに、この流域には産卵後のサケやサクラマスを狙って、国の天然記念物である
オオワシやオジロワシ等の希少動物が飛来するほか、北海道の希少種に指定され千歳市の取鳥になっているヤマセミが栄巣しているなど、豊かな自然にかこまれ、また、千歳市民及び道央都市の飲み水として、貴重な場所となっています。
このように蘭越地区は貴重な生態系を維持する上で貴重な役を果たしていることから、厳格に自然を保護・保存する地区として、千歳市は千歳市自然保護環境条例に基づき蘭越地区の一部(内別川流域及び内別川合流点からの千歳川流域)を第一種自然保護環境保全地区に指定していますが、ふ化場橋から王子製紙株式会社第四発電所の間は河川敷地が未確定で当該区域の指定ができない状況にあります。
平成22年5月25日、北海道内水面魚場管理委員会は、千歳市や北海道釣り団体連合会からの要請があった千歳川上流域(第一烏柵舞橋から王子製紙株式会社第四発電所の間)における水産動物の採取禁止措置の継続を見送りました。
私たち千歳市に住む市民団体4団体はこの機会に連携し、「千歳川上流域保護対策協議会」を設立し、千歳川上流域周辺の自然保護環境を保護育成し、サケやサクラマスをはじめとする貴重な動植物の保護及び利用対策を定め、関係機関、団体が一体となって利用体制の調整と対策の円滑な推進を図り、千歳川上流域」における健全な自然環境および動植物の保護対策に期することとしました。
(緊急アピール)
千歳川上流域保護対策協議会としては、第一烏柵舞橋から王子製紙株式会社第四発電所の間を「聖域」とし、将来とも自然環境を保護、育成し、サケやサクラマスをはじめとする貴重な動植物を保護する一方で、第一烏柵舞橋から下流の区域については自然の恵みを活かした、教育、文化、レジャー面での有効活用を図りたいと考えています。
このため、第一烏柵舞橋から王子製紙株式会社第四発電所の間での、釣りの自粛を強く要請します。
釣り人をはじめ、これら流域を利用する方々のご理解とご協力をお願いします。
千歳川上流域保護対策協議会 会長 和田 明彦
ふる里の自然を考える会
千歳の自然保護協会
しこつ湖自然体験クラブ*トゥレップ
千歳市民の飲み水を守る会
千歳市の蘭越地区に位置する千歳川上流域(第一烏柵舞橋から王子製紙株式会社第四発電所の間)は、長期間にわたる北海道内水面魚場管理委員会指示により、年間を通じて魚類の採取が禁止されていたことから、魚類をはじめとした貴重な生態系が維持され、多くのサケやサクラマスが天然産卵し、多くのヤマベ(サクラマスの子供)を育む環境が残されています。また、この流域には、絶滅危惧種に指定されているカワシンジュガイやチトセバイカモの生息も確認されています。
さらに、この流域には産卵後のサケやサクラマスを狙って、国の天然記念物である
オオワシやオジロワシ等の希少動物が飛来するほか、北海道の希少種に指定され千歳市の取鳥になっているヤマセミが栄巣しているなど、豊かな自然にかこまれ、また、千歳市民及び道央都市の飲み水として、貴重な場所となっています。
このように蘭越地区は貴重な生態系を維持する上で貴重な役を果たしていることから、厳格に自然を保護・保存する地区として、千歳市は千歳市自然保護環境条例に基づき蘭越地区の一部(内別川流域及び内別川合流点からの千歳川流域)を第一種自然保護環境保全地区に指定していますが、ふ化場橋から王子製紙株式会社第四発電所の間は河川敷地が未確定で当該区域の指定ができない状況にあります。
平成22年5月25日、北海道内水面魚場管理委員会は、千歳市や北海道釣り団体連合会からの要請があった千歳川上流域(第一烏柵舞橋から王子製紙株式会社第四発電所の間)における水産動物の採取禁止措置の継続を見送りました。
私たち千歳市に住む市民団体4団体はこの機会に連携し、「千歳川上流域保護対策協議会」を設立し、千歳川上流域周辺の自然保護環境を保護育成し、サケやサクラマスをはじめとする貴重な動植物の保護及び利用対策を定め、関係機関、団体が一体となって利用体制の調整と対策の円滑な推進を図り、千歳川上流域」における健全な自然環境および動植物の保護対策に期することとしました。
(緊急アピール)
千歳川上流域保護対策協議会としては、第一烏柵舞橋から王子製紙株式会社第四発電所の間を「聖域」とし、将来とも自然環境を保護、育成し、サケやサクラマスをはじめとする貴重な動植物を保護する一方で、第一烏柵舞橋から下流の区域については自然の恵みを活かした、教育、文化、レジャー面での有効活用を図りたいと考えています。
このため、第一烏柵舞橋から王子製紙株式会社第四発電所の間での、釣りの自粛を強く要請します。
釣り人をはじめ、これら流域を利用する方々のご理解とご協力をお願いします。
千歳川上流域保護対策協議会 会長 和田 明彦
ふる里の自然を考える会
千歳の自然保護協会
しこつ湖自然体験クラブ*トゥレップ
千歳市民の飲み水を守る会
2010年05月29日
千歳川上流域の「今」と「これから」を考える
独立行政法人水産総合研究センター さけますセンターHP上に,表題の内容がUPされました.
昨年の資料に,平成21年度の調査結果を加えた上で,今後の千歳川上流域のゾーニング案を提示しています.
ぜひご覧の上,王子第4ダム~第1烏柵舞橋の区間の重要性について,お考えいただければ幸いです.
千歳川上流域におけるサクラマスの自然再生産~千歳川上流域の「今」と「これから」を考える
昨年の資料に,平成21年度の調査結果を加えた上で,今後の千歳川上流域のゾーニング案を提示しています.
ぜひご覧の上,王子第4ダム~第1烏柵舞橋の区間の重要性について,お考えいただければ幸いです.
千歳川上流域におけるサクラマスの自然再生産~千歳川上流域の「今」と「これから」を考える
2010年05月28日
「これから」・地元協議会設置と上流域における釣り自粛の要請
5月25日の漁場管における決定を受け,同27日,当会,千歳の自然保護協会,トゥレップ,千歳市民の飲み水を守る会,千歳市,さけますセンターが出席し,今後の対応についての協議が行われました.
この中で,上記団体および関連官庁などで構成する「千歳川上流域保護対策協議会」の設立が決定され,千歳川上流域とその周辺に関する環境保全を目指すこととなりました.
同協議会は地元自治体である千歳市と,千歳川のサケマス増殖事業を一手に行っているさけますセンターの全面的な協力を得て発足しました.
具体的には,ヤマメ遊漁解禁となる6月1日までに看板・ビラなどを準備し,当該区間の自然環境の重要性について,釣り人を始めとする一般の方にアピールするとともに,釣り自粛の要請を行っていくことが決定されました.
時間が限られていますが,可能な限り準備を行い,6月1日に備えることとしています.
また,それ以降も継続的に当該区間の保全に関する方向性について検討,行動していくことになります.
同協議会の中で,当会も釣り人としての立場から,積極的に活動を行い,同区間の重要性を訴えていく所存です.

王子製紙第4ダム~第1烏柵舞橋間の千歳川周辺は河畔林が生い茂り,ヤマセミが天然ヤマメを狙って姿を見せます.流れの中で美しいグリーン色を織りなすチトセバイカモは北海道固有種です.清流の指標とも言えるカワシンジュガイも多数生息しています.サクラマスの天然産卵に適した玉砂利の川底は人工的に作られたものではありません.
1.8kmとわずかな区間ではありますが,札幌から1時間圏内,千歳空港から30分圏内にこの楽園のようなエリアが残されていることは,極めて特殊で貴重なケースと考えます.
本ブログをご覧の釣り人の皆様には,ぜひこの活動にご賛同いただき,千歳川王子製紙第4ダム~第1烏柵舞橋間への立ち入りを控えていただければ大変幸いに存じます.
この中で,上記団体および関連官庁などで構成する「千歳川上流域保護対策協議会」の設立が決定され,千歳川上流域とその周辺に関する環境保全を目指すこととなりました.
同協議会は地元自治体である千歳市と,千歳川のサケマス増殖事業を一手に行っているさけますセンターの全面的な協力を得て発足しました.
具体的には,ヤマメ遊漁解禁となる6月1日までに看板・ビラなどを準備し,当該区間の自然環境の重要性について,釣り人を始めとする一般の方にアピールするとともに,釣り自粛の要請を行っていくことが決定されました.
時間が限られていますが,可能な限り準備を行い,6月1日に備えることとしています.
また,それ以降も継続的に当該区間の保全に関する方向性について検討,行動していくことになります.
同協議会の中で,当会も釣り人としての立場から,積極的に活動を行い,同区間の重要性を訴えていく所存です.

王子製紙第4ダム~第1烏柵舞橋間の千歳川周辺は河畔林が生い茂り,ヤマセミが天然ヤマメを狙って姿を見せます.流れの中で美しいグリーン色を織りなすチトセバイカモは北海道固有種です.清流の指標とも言えるカワシンジュガイも多数生息しています.サクラマスの天然産卵に適した玉砂利の川底は人工的に作られたものではありません.
1.8kmとわずかな区間ではありますが,札幌から1時間圏内,千歳空港から30分圏内にこの楽園のようなエリアが残されていることは,極めて特殊で貴重なケースと考えます.
本ブログをご覧の釣り人の皆様には,ぜひこの活動にご賛同いただき,千歳川王子製紙第4ダム~第1烏柵舞橋間への立ち入りを控えていただければ大変幸いに存じます.
2010年05月28日
千歳川上流域に関する「これまで」
既に報道でご存じの方も多いかと思いますが,去る5月25日に開催された北海道内水面漁場管理委員会(漁場管)にて,千歳川王子製紙第4ダム~第1烏柵舞橋間における魚類の採捕禁止措置が今年度から解除されることが決定されました.
昭和56年に水産庁北海道さけ・ますふ化場千歳中央孵化場(現・(独)水産総合研究センターさけますセンター千歳事業所)の要請で,調査研究目的に禁漁となっていた区間は,平成19年に解除された第1烏柵舞橋~烏柵舞橋間とともに,この6月1日からは,法的に解禁となります.
当該区間に関するさけますセンター千歳事業所の提言はこちら
1)
当該区間の魚類採捕禁止措置解除に対する当会の考え,活動についてはこちら
2) 3) 4) 5) 6)
当該水域には,(独)水産総合研究センターさけますセンター千歳事業所(さけますセンター)の調査によって70カ所のサクラマス天然産卵床が確認されています.孵化放流事業によるサクラマスの数からすれば,確かに微々たるもので,漁場管においては漁業資源としての重要性は低いと判断されたものと推測します.
漁場管は元来,河川の自然環境や天然魚保護といったことを主目的にしておらず,あくまで漁業を中心に議論を行う場である,とさけますセンター・千歳市から伺ったことがあります.
すなわち,サクラマスの天然産卵床が密集しているという現在では道内でもまれに見る水域であること,人が立ち入らないことによって周辺の山林を含めた自然環境が保全されてきたという特殊な環境,そしてこのエリアが札幌圏に存在するという重要性.このような面からの議論を行う場ではないと言うことです.
漁場管では,さけますセンターがデータを基にして措置継続を主張し,千歳市も当会などの意見を代弁しつつ,環境保全の立場から措置継続を要請したとのことですが,当該水域については上記の決定がなされました.
しかし,これで全てをあきらめるわけにはいきません.
これまで協力して同水域の保全を目指してきたさけますセンター・千歳市とともに,新たな方策をもって同水域の保護を目指して参ります.
昭和56年に水産庁北海道さけ・ますふ化場千歳中央孵化場(現・(独)水産総合研究センターさけますセンター千歳事業所)の要請で,調査研究目的に禁漁となっていた区間は,平成19年に解除された第1烏柵舞橋~烏柵舞橋間とともに,この6月1日からは,法的に解禁となります.
当該区間に関するさけますセンター千歳事業所の提言はこちら
1)
当該区間の魚類採捕禁止措置解除に対する当会の考え,活動についてはこちら
2) 3) 4) 5) 6)
当該水域には,(独)水産総合研究センターさけますセンター千歳事業所(さけますセンター)の調査によって70カ所のサクラマス天然産卵床が確認されています.孵化放流事業によるサクラマスの数からすれば,確かに微々たるもので,漁場管においては漁業資源としての重要性は低いと判断されたものと推測します.
漁場管は元来,河川の自然環境や天然魚保護といったことを主目的にしておらず,あくまで漁業を中心に議論を行う場である,とさけますセンター・千歳市から伺ったことがあります.
すなわち,サクラマスの天然産卵床が密集しているという現在では道内でもまれに見る水域であること,人が立ち入らないことによって周辺の山林を含めた自然環境が保全されてきたという特殊な環境,そしてこのエリアが札幌圏に存在するという重要性.このような面からの議論を行う場ではないと言うことです.
漁場管では,さけますセンターがデータを基にして措置継続を主張し,千歳市も当会などの意見を代弁しつつ,環境保全の立場から措置継続を要請したとのことですが,当該水域については上記の決定がなされました.
しかし,これで全てをあきらめるわけにはいきません.
これまで協力して同水域の保全を目指してきたさけますセンター・千歳市とともに,新たな方策をもって同水域の保護を目指して参ります.
2010年05月22日
漁場管指示の決定日と,上流域保護のための地元協議会について
現在,当会を始めとする各団体は,千歳川王子第4ダム~第1烏柵舞橋間の釣り禁止のみでなく,自然環境保全の方策を打ち立てるべく,千歳市に,条例化による保護を要請しています.これは,北海道内水面漁場管理委員会(漁場管)の指示はあくまで年単位での限定的な措置で,もし今年度の解禁が見送られるとするなら,それはあくまで地元自治体が条例化による禁漁化を目指すための準備期間,という意味合いであり次年度は解禁となる公算が大きいためです.逆に言うと,自治体が条例化を目指すという意思を示さない限りは,漁場管による禁漁指示の延長は見込めないわけです.この決定は5月25日に行われる漁場管ワーキンググループでなされる予定です.

これを受け,去る5月17日に千歳市役所において,「千歳川上流域の今後に向けた打ち合わせ」が行われました.出席したのは当会,「しこつ湖自然体験クラブ トゥレップ」,「千歳の自然保護協会」,「千歳市民の飲み水を守る会」,千歳市,(独)水産総合研究センターさけますセンター千歳事業所です.
条例化による上流域の保護を目指すとしても,条例が一朝一夕で制定できるわけではありません.ヤマメ釣り解禁日である今年の6月1日には絶対間に合わないことは明らかです.このため,今回の会合では,条例化を目指す準備として,また万が一漁場管で禁漁措置が継続されないということになった場合の受け皿として,上流域の動植物を保護するための対策協議会の設置が検討されました.打ち合わせに出席した各団体・市・さけますセンター,及び関係官庁・団体・企業によって組織される見込みです.
漁場管の禁漁措置が継続となった場合は,釣りに関するルールはこれまでのまま,条例化を目指すために最低1年の猶予ができます.この場合は,できるだけ速やかに条例の骨子を固め,市に制定に向けての手続きを促していくことになります.しかし,5月25日の段階で禁漁措置が継続されず,本年6月1日から上流域が法的には釣り可能となってしまう場合,この区間を守る手だてがありません.そこで暫定的ではありますが,対策協議会を設置して自主ルールを定め,文書・看板などを通して上流域への立ち入り自粛を呼びかける,という方向が打ち合わせで決定されました.

ただ,自主ルールでは効果に限界があるものと思われますので,当会を始めとする各団体はこの協議会を,半永久的に自主ルールを継続するためのものではなく,あくまで条例化を前提とした暫定組織であるととらえています.また漁場管の決定がどうであれ,できるだけ早急に条例化へのステップを踏み出すよう,市に要請を続けています.

5月25日の漁場管の決定が迫っています.当会を始めとして,千歳市内外,北海道内外から頂戴した多数の署名の意義を尊重した決定となることを願うばかりです.

これを受け,去る5月17日に千歳市役所において,「千歳川上流域の今後に向けた打ち合わせ」が行われました.出席したのは当会,「しこつ湖自然体験クラブ トゥレップ」,「千歳の自然保護協会」,「千歳市民の飲み水を守る会」,千歳市,(独)水産総合研究センターさけますセンター千歳事業所です.
条例化による上流域の保護を目指すとしても,条例が一朝一夕で制定できるわけではありません.ヤマメ釣り解禁日である今年の6月1日には絶対間に合わないことは明らかです.このため,今回の会合では,条例化を目指す準備として,また万が一漁場管で禁漁措置が継続されないということになった場合の受け皿として,上流域の動植物を保護するための対策協議会の設置が検討されました.打ち合わせに出席した各団体・市・さけますセンター,及び関係官庁・団体・企業によって組織される見込みです.
漁場管の禁漁措置が継続となった場合は,釣りに関するルールはこれまでのまま,条例化を目指すために最低1年の猶予ができます.この場合は,できるだけ速やかに条例の骨子を固め,市に制定に向けての手続きを促していくことになります.しかし,5月25日の段階で禁漁措置が継続されず,本年6月1日から上流域が法的には釣り可能となってしまう場合,この区間を守る手だてがありません.そこで暫定的ではありますが,対策協議会を設置して自主ルールを定め,文書・看板などを通して上流域への立ち入り自粛を呼びかける,という方向が打ち合わせで決定されました.

ただ,自主ルールでは効果に限界があるものと思われますので,当会を始めとする各団体はこの協議会を,半永久的に自主ルールを継続するためのものではなく,あくまで条例化を前提とした暫定組織であるととらえています.また漁場管の決定がどうであれ,できるだけ早急に条例化へのステップを踏み出すよう,市に要請を続けています.

5月25日の漁場管の決定が迫っています.当会を始めとして,千歳市内外,北海道内外から頂戴した多数の署名の意義を尊重した決定となることを願うばかりです.
2010年05月19日
2010年05月10日
千歳川・春の清掃活動と上流域の観察会.
去る5月9日(日)午前に,千歳市蘭越の第1烏柵舞橋周辺で,清掃活動および千歳川・周辺地域の観察会を開催いたしました.
連休が明けて雨天が続き,天候が心配されましたが,風はやや冷たいものの晴れ間がのぞき,十分に活動ができる天気になりました.
空にはツバメが舞っています.
午前9時,第1烏柵舞橋たもとの小公園で開会.

「トゥレップ」の中原事務局長が司会をして下さり,主催団体「しこつ湖自然体験クラブ トゥレップ」,「千歳の自然保護協会」,「千歳市民の飲み水を守る会」及び当会の代表からの挨拶,当会の苫米地事務局長による千歳川上流域の解禁問題の説明,清掃活動の手順の確認,と進みました.
集まったのは総勢約90名の有志の方々です.自然保護活動に熱心な方々,フライフィッシャーを中心とした釣り人の皆さん,友達と連れだって来てくれた小学生・・・
これまで私たちが経験してきた釣り人中心のゴミ拾いとはひと味違う感じがしました.
さあ,いよいよ清掃開始.
サイクリングロードを中心に左右の草地をくまなく見て歩きました.

意外に釣り人のゴミと思われるものは落ちていないのですが,他のジャンルのゴミは大物が出てきます.

他にクルマのバッテリー,小型冷蔵庫,一升瓶,・・・
河川利用者のモラルというより,捨てる場所や費用に困った物をわざわざこのあたりまで運んでいる様子がうかがわれました.
釣り人としては,若干ホッとした反面,市民としては悲しい思いがこみ上げてきました.
10時過ぎに終了した時点で,これだけのゴミが集まりました.

お互いの労をねぎらい,記念撮影です.

このあと,トゥレップの方が先導して下さって,川の生き物の観察,第1烏柵舞橋周辺の自然の見学,さけますセンターから王子製紙第4ダムまでの右岸散策,といったイベントが行われました.
落ちていた野鳥の羽から,鳥の名前が分かるそうです.

川には,魚やカワシンジュガイの他に,こんなのがいたりします.

まだ花は咲いていませんが,千歳川のバイカモは「チトセバイカモ」.花が少し小さくて,北海道の固有種だそうです.

川縁にもみんなで降りてみました.

午後1時前に,解散です.
ご協力下さった皆様,有り難うございました.
(今回の清掃活動は「ラブアース・クリーンアップ in 北海道」の一環として登録されていました)

連休が明けて雨天が続き,天候が心配されましたが,風はやや冷たいものの晴れ間がのぞき,十分に活動ができる天気になりました.
空にはツバメが舞っています.
午前9時,第1烏柵舞橋たもとの小公園で開会.

「トゥレップ」の中原事務局長が司会をして下さり,主催団体「しこつ湖自然体験クラブ トゥレップ」,「千歳の自然保護協会」,「千歳市民の飲み水を守る会」及び当会の代表からの挨拶,当会の苫米地事務局長による千歳川上流域の解禁問題の説明,清掃活動の手順の確認,と進みました.
集まったのは総勢約90名の有志の方々です.自然保護活動に熱心な方々,フライフィッシャーを中心とした釣り人の皆さん,友達と連れだって来てくれた小学生・・・
これまで私たちが経験してきた釣り人中心のゴミ拾いとはひと味違う感じがしました.
さあ,いよいよ清掃開始.
サイクリングロードを中心に左右の草地をくまなく見て歩きました.

意外に釣り人のゴミと思われるものは落ちていないのですが,他のジャンルのゴミは大物が出てきます.

他にクルマのバッテリー,小型冷蔵庫,一升瓶,・・・
河川利用者のモラルというより,捨てる場所や費用に困った物をわざわざこのあたりまで運んでいる様子がうかがわれました.
釣り人としては,若干ホッとした反面,市民としては悲しい思いがこみ上げてきました.
10時過ぎに終了した時点で,これだけのゴミが集まりました.

お互いの労をねぎらい,記念撮影です.

このあと,トゥレップの方が先導して下さって,川の生き物の観察,第1烏柵舞橋周辺の自然の見学,さけますセンターから王子製紙第4ダムまでの右岸散策,といったイベントが行われました.
落ちていた野鳥の羽から,鳥の名前が分かるそうです.

川には,魚やカワシンジュガイの他に,こんなのがいたりします.

まだ花は咲いていませんが,千歳川のバイカモは「チトセバイカモ」.花が少し小さくて,北海道の固有種だそうです.

川縁にもみんなで降りてみました.

午後1時前に,解散です.
ご協力下さった皆様,有り難うございました.
(今回の清掃活動は「ラブアース・クリーンアップ in 北海道」の一環として登録されていました)

2010年05月09日
千歳川,春の清掃活動への御参加有り難うございました.
本日,予定通り,千歳川・春の清掃活動を行いました.
今回は,「しこつ湖自然体験クラブ トゥレップ」,「千歳の自然保護協会」及び、「千歳市民の飲み水を守る会」と共催となり,総勢約90名の御参加を得ました.
当日の様子は改めて御報告いたしますが,取り急ぎ,御礼申し上げます.
ふる里の自然を考える会
今回は,「しこつ湖自然体験クラブ トゥレップ」,「千歳の自然保護協会」及び、「千歳市民の飲み水を守る会」と共催となり,総勢約90名の御参加を得ました.
当日の様子は改めて御報告いたしますが,取り急ぎ,御礼申し上げます.
ふる里の自然を考える会
2010年05月03日
王子第4ダム~第1烏柵舞橋の今後について・これまでの進捗状況
本ブログでお伝えしてきたとおり,今年6月1日からの上記区間の魚類採捕禁止指示については,これまで道内水面漁場管理委員会で議論が続けられています.当初は解禁ありきの議論でしたが,当会を始めとする千歳市内外からの要望書や署名の提出などもあり,狭き門ではありますが,指示継続の可能性も浮上してきました.5月下旬の同委員会ワーキンググループで結論が出されることになっています.
当会では今回の件に志を同じくする「千歳の自然保護協会」,「しこつ湖自然体験クラブ トゥレップ」とともに同委員会に出席されている独立行政法人水産総合研究センター さけますセンター(千歳事業所)と千歳市との協議を重ねて参りました.これまでこの2機関に対して,市の条例化による同区間の禁漁措置と,その準備期間として同委員会で現在の指示が延長となるよう働きかけることの2点を要望してきました.
4月下旬に,2機関と当会を始めとする市民団体で構成される「千歳川上流域の今後に向けた打ち合わせ」が行われました.現在,地元が条例による保護に積極的であることを条件に,同委員会は指示の継続を検討するというスタンスになっており,当会を始めとする市民団体では,千歳市が目標となる時期を決めて条例制定に動くべきという意見を述べました.また,同委員会は「漁業」の面から議論を行うため「環境のための条例制定」では建前上,指示継続が難しいということなら,「環境面,産業振興の面,など多角的に利用法を検討した上で条例の骨子を固めていくための時間として,委員会指示の延長が必須である」という趣旨で,市側から指示の延長を求めてほしい,という要望も伝えました.
市側からは,3月に当会を中心に提出した要望書の内容については検討を加えた上で市長判断に委ねられていることが説明されました.さけますセンターからは,条例化を進めていくにしても時間が必要でもあり,当初はさけますセンター,千歳市,各市民団体が地元協議会を構成し,ローカルルールによる自主規制を行っていくことについての具体的な提案がありました.
同区間の禁漁が条例化されるまでの期間,同委員会指示が延長となれば,法の下で継続的に魚類採捕措置が禁止可能です.しかし,同委員会指示が延長できなければ,このさけますセンターの提案を基に,少なくとも今年の6月1日に関しては,法律上根拠がないローカルルールによる自主規制を釣り人に訴え,次年度以降の条例化を目指すのが次善の策と言うことになります.
しかし,釣り人の良心に訴えるのみで事足りれば良いのですが,実効性のないローカルルールと見切って,大量に魚をキープする釣り人が入釣しないとも限りません.また例えリリースが励行されたとしても,貴重なサクラマス天然産卵床となっている川底の状況がウェーディングなどによって変化することも考えられます.さらには川に立ち入る人間が増加することで野生動物の環境にも変化が生じ,これまで観察されていた野鳥などが減少してしまう可能性も否定できません.1年後から条例による保護が可能になったとしても,1年間のブランクがこのエリアの環境を悪化させてしまうことは充分考えられます.
ゴールデンウィーク明けに,再度「打ち合わせ」が行われる予定ですが,当会としては改めて,道内水面漁場管理委員会指示の延長という結論を得るためには具体的にどうするべきかを市側と検討していきたいと思います.また,やむなくローカルルールの形を取らざるを得ない場合はその実効性を最大限確保するためにどのような方策を取るかについても,詰めて行きたいと考えています.
なお,当会とともに,「千歳の自然保護協会」,「しこつ湖自然体験クラブ トゥレップ」,「千歳市民の飲み水を守る会」,「蘭越町内会」が同区間の自然環境の保全を目指すことに賛同され,さけますセンター・千歳市との打ち合わせに参加して下さっていることを申し添えます.
具体的にこの区間のことをお知りになりたい方は,5月9日(日)に行う河川清掃活動にぜひ御参加下さい.当会ブログの文字だけではなく,御一緒に同区間を見学して,その貴重な自然を肌で感じた上でその重要性についてお考えいただければ幸いです.清掃活動の詳細についてはこちらの記事をご参照下さい.また参加に関するお問い合わせは,furusatonature@yahoo.co.jpまでE-mailをお送り下さい.お待ち申し上げております.
当会では今回の件に志を同じくする「千歳の自然保護協会」,「しこつ湖自然体験クラブ トゥレップ」とともに同委員会に出席されている独立行政法人水産総合研究センター さけますセンター(千歳事業所)と千歳市との協議を重ねて参りました.これまでこの2機関に対して,市の条例化による同区間の禁漁措置と,その準備期間として同委員会で現在の指示が延長となるよう働きかけることの2点を要望してきました.
4月下旬に,2機関と当会を始めとする市民団体で構成される「千歳川上流域の今後に向けた打ち合わせ」が行われました.現在,地元が条例による保護に積極的であることを条件に,同委員会は指示の継続を検討するというスタンスになっており,当会を始めとする市民団体では,千歳市が目標となる時期を決めて条例制定に動くべきという意見を述べました.また,同委員会は「漁業」の面から議論を行うため「環境のための条例制定」では建前上,指示継続が難しいということなら,「環境面,産業振興の面,など多角的に利用法を検討した上で条例の骨子を固めていくための時間として,委員会指示の延長が必須である」という趣旨で,市側から指示の延長を求めてほしい,という要望も伝えました.
市側からは,3月に当会を中心に提出した要望書の内容については検討を加えた上で市長判断に委ねられていることが説明されました.さけますセンターからは,条例化を進めていくにしても時間が必要でもあり,当初はさけますセンター,千歳市,各市民団体が地元協議会を構成し,ローカルルールによる自主規制を行っていくことについての具体的な提案がありました.
同区間の禁漁が条例化されるまでの期間,同委員会指示が延長となれば,法の下で継続的に魚類採捕措置が禁止可能です.しかし,同委員会指示が延長できなければ,このさけますセンターの提案を基に,少なくとも今年の6月1日に関しては,法律上根拠がないローカルルールによる自主規制を釣り人に訴え,次年度以降の条例化を目指すのが次善の策と言うことになります.
しかし,釣り人の良心に訴えるのみで事足りれば良いのですが,実効性のないローカルルールと見切って,大量に魚をキープする釣り人が入釣しないとも限りません.また例えリリースが励行されたとしても,貴重なサクラマス天然産卵床となっている川底の状況がウェーディングなどによって変化することも考えられます.さらには川に立ち入る人間が増加することで野生動物の環境にも変化が生じ,これまで観察されていた野鳥などが減少してしまう可能性も否定できません.1年後から条例による保護が可能になったとしても,1年間のブランクがこのエリアの環境を悪化させてしまうことは充分考えられます.
ゴールデンウィーク明けに,再度「打ち合わせ」が行われる予定ですが,当会としては改めて,道内水面漁場管理委員会指示の延長という結論を得るためには具体的にどうするべきかを市側と検討していきたいと思います.また,やむなくローカルルールの形を取らざるを得ない場合はその実効性を最大限確保するためにどのような方策を取るかについても,詰めて行きたいと考えています.
なお,当会とともに,「千歳の自然保護協会」,「しこつ湖自然体験クラブ トゥレップ」,「千歳市民の飲み水を守る会」,「蘭越町内会」が同区間の自然環境の保全を目指すことに賛同され,さけますセンター・千歳市との打ち合わせに参加して下さっていることを申し添えます.
具体的にこの区間のことをお知りになりたい方は,5月9日(日)に行う河川清掃活動にぜひ御参加下さい.当会ブログの文字だけではなく,御一緒に同区間を見学して,その貴重な自然を肌で感じた上でその重要性についてお考えいただければ幸いです.清掃活動の詳細についてはこちらの記事をご参照下さい.また参加に関するお問い合わせは,furusatonature@yahoo.co.jpまでE-mailをお送り下さい.お待ち申し上げております.