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2011年10月11日

10月8日,トゥレップの自然観察会.

しこつ湖体験クラブ・トゥレップ主催の秋の自然観察会に参加してきました.

参加者は子供8名を含む総勢40名でした.
第一烏柵舞橋下の園地に集合して,最初にトゥレップの中原さんから上流域保全に関する今までの経緯の説明、千歳川上流域保護対策協議会に属する4団体の紹介がありました.
その後、観察経路の説明があり、最近、頻繁に出没しているヒグマの生態、スズメバチに関する話を聞き最後に山を歩くときの注意事項等を習い、その後4つのグループに分かれてスタートとなりました.

10月8日,トゥレップの自然観察会.

行程は千歳川水中の観察、ウサクマイ遺跡見学、第4発電所までの遊歩道周辺の草花、昆虫・動物等の観察、孵化場資料館の見学等3時間少々の散策でした.

10月8日,トゥレップの自然観察会.

トゥレップの観察会では,毎回非常に興味深い説明をして下さいます.
例えば、川辺に自生するヨシ1本は1㌧の水を浄化する機能を持っているそうです.
また、カワシンジュガイは清流でなければ生息できず,水中に放たれた卵が鱒類のエラに付着して移動し,ある程度成長したところで川底に落ちるというサイクルで繁殖しているため,鱒類が大きく関わっているのだということです.

10月8日,トゥレップの自然観察会.

10月8日,トゥレップの自然観察会.

残念ながら時間切れで王子製紙第4発電所までは到達できませんでしたが,春の観察会とはまた違った顔を見せる秋の上流域の自然を満喫してきました.

この散策の間に釣り人が8人確認できました.
そのうち4名はふ化場内で釣りをしていました.
フライ6名、ルアー2名で餌釣りの方ははいませんでした.

10月8日,トゥレップの自然観察会.

王子第4ダムから第一烏柵舞橋までの区間は,法的には禁漁ではありませんので,釣りをされている方を咎め立てすることはできませんが,川底にサクラマスなどの産卵床が展開されている可能性の高い区域ですので,足元にどのくらい注意を払われているのか少々心配になりました.
上流域での釣りは遠慮頂きたいということは以前から申し上げておりますが,秋のこの時期は産卵床のこともあり,特に入釣を避けて頂ければ,と強く思います.





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Posted by ふるさとの自然を考える会・web担当 at 17:00 │活動報告

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