2011年06月04日
千歳川上流域保護対策協議会 平成23年度総会
去る5月24日(火),千歳市で,発足後初となる平成23年度千歳川上流域保護対策協議会総会が開かれました.

協議会は「千歳の自然保護協会」,「しこつ湖自然体験クラブトゥレップ」,「千歳市民の飲み水を守る会」,「ふる里の自然を考える会」を主に構成され,事務局は千歳市となります.
和田明彦会長からの挨拶、事務局から協議会組織の立ち上げ経過等から代表者会議までの経過報告がありました。続いて各構成団体から5名選出された協議会代議員が読み上げられ、拍手で承認されました.
続いて平成23年度事業計画(案),規約についての討議が行われ,承認されました。

協議会の構成員としての名前は連ねられておりませんが,オブザーバーとして王子製紙,北海道警察、石狩支庁、土木現業所の協力を得られることになりました.
今後の目標として,上流域を「千歳市第1種自然保護区」として指定されるよう,息の長い活動を行っていくことで合意しました.

続いて,さけますセンターから上流域の調査についての説明がありました.
サケマスに関して,海に下りるスモルトや産卵のために遡上した親魚を捕獲し孵化場産か自然産卵由来かの調査を継続しているとのことです.
スモルトについては、昨年3-6月にインディアン水車周辺で採取(10尾)した結果、全て自然再生産された個体でした.
また遡上した親魚については、9-11月に採卵用に捕獲したサクラマス親魚とインディアン水車で捕獲したサケで調査を行い、1/4程度は自然再生産とのことでした.
また、水車から上流で採取したホッチャレについては9割以上が自然再生産の魚ということが分かりました.
この結果は、これまでの傾向と変化がないということでした.
サクラマスの自然再生産の重要性が示唆される結果と受け止めることができました.
議案とは別に,和田会長から第1烏柵舞橋上流域の解禁から1年を迎えるにあたっての話がありました.
多くの釣り人の入釣を予想して当初はかなり心配していたが、案外多くはなく,インタ-ネットなどでの啓蒙が奏効したのではと推測される,とのことでした.
当ブログがその一助になったのであれば幸いに存じます.
王子製紙第4ダム~第1烏柵舞橋間が解禁になって1年が経過し,今年もまた6月1日に解禁日を迎えました.
当会は千歳川上流域保護対策協議会の構成員として,これからも上流域の環境保全に務めていく所存です.

協議会は「千歳の自然保護協会」,「しこつ湖自然体験クラブトゥレップ」,「千歳市民の飲み水を守る会」,「ふる里の自然を考える会」を主に構成され,事務局は千歳市となります.
和田明彦会長からの挨拶、事務局から協議会組織の立ち上げ経過等から代表者会議までの経過報告がありました。続いて各構成団体から5名選出された協議会代議員が読み上げられ、拍手で承認されました.
続いて平成23年度事業計画(案),規約についての討議が行われ,承認されました。

協議会の構成員としての名前は連ねられておりませんが,オブザーバーとして王子製紙,北海道警察、石狩支庁、土木現業所の協力を得られることになりました.
今後の目標として,上流域を「千歳市第1種自然保護区」として指定されるよう,息の長い活動を行っていくことで合意しました.

続いて,さけますセンターから上流域の調査についての説明がありました.
サケマスに関して,海に下りるスモルトや産卵のために遡上した親魚を捕獲し孵化場産か自然産卵由来かの調査を継続しているとのことです.
スモルトについては、昨年3-6月にインディアン水車周辺で採取(10尾)した結果、全て自然再生産された個体でした.
また遡上した親魚については、9-11月に採卵用に捕獲したサクラマス親魚とインディアン水車で捕獲したサケで調査を行い、1/4程度は自然再生産とのことでした.
また、水車から上流で採取したホッチャレについては9割以上が自然再生産の魚ということが分かりました.
この結果は、これまでの傾向と変化がないということでした.
サクラマスの自然再生産の重要性が示唆される結果と受け止めることができました.
議案とは別に,和田会長から第1烏柵舞橋上流域の解禁から1年を迎えるにあたっての話がありました.
多くの釣り人の入釣を予想して当初はかなり心配していたが、案外多くはなく,インタ-ネットなどでの啓蒙が奏効したのではと推測される,とのことでした.
当ブログがその一助になったのであれば幸いに存じます.
王子製紙第4ダム~第1烏柵舞橋間が解禁になって1年が経過し,今年もまた6月1日に解禁日を迎えました.
当会は千歳川上流域保護対策協議会の構成員として,これからも上流域の環境保全に務めていく所存です.
Posted by ふるさとの自然を考える会・web担当 at 08:37
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