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Posted by naturum at

2014年02月23日

2月11日、22日 ウサクマイ遺跡付近を散策。

いつも第4発電所までの散策ばかりなので、たまには違うところへ、と考え、第1ウサクマイ橋を渡ってすぐにあるウサクマイC遺跡周辺をスノーシューで歩いてきました。

遺跡入口から森の中を進むと、夏季はニレやカラマツなどの巨木の間に竪穴住居跡の窪地が見られるのですが、この時期は雪の下に隠れて判りません。
その代わりシカの寝床跡がいくつもあって、そこだけが雪が固く踏みかたまっていて広場のようになっていました。
周りにはシカの通り道が無数に張り巡っていて、毎回同じ道を通るせいか固くなって歩きやすくなっており、スノーシューなしでも埋まらず歩けるのではないかと思うほどでした。

シカ道の一本が山の上の方に続いていたので道をたどって歩いてみました。

どんどん奥の方に続いていました。途中、頂上からは眼下に遺跡が広がります。
1000年から600年前の昔、人々がここで生活していたということなので、住みやすくて良いところだったんだろうなと改めて感心しました。

シカの他にもキツネ、ウサギ等の足跡もたくさん見ることができました。
その後、山の反対側に下りて森を抜け戻ってきました。約2時間の行程でしたが、天候に恵まれ心地よい汗をかきました。



※「ウサクマイ」とは「オ・サクマ・オ・イ」(川下に物干しがあるところ)というアイヌ語に由来するそうで、乾し魚を造るための施設があり、集落を形成し生活しやすく、サケ・マス等の水産資源に恵まれた自然豊かな場所だったと推測されます。

  


Posted by ふるさとの自然を考える会・web担当 at 14:17活動報告